実写版リトルマーメイドはなぜ「ひどい」のか?海外の反応は感動的なのに!!

実写版リトルマーメイドはなぜ「ひどい」のか?海外の反応は感動的なのに!!

実写版リトルマーメイドが2023年6月9日に日本で公開することが決定しました。

しかしこの映画、賛否両論あるようで、批判的なコメントも目立ちます。

今回はなぜそんなに「ひどい」と言われ、批判されてしまうのか?

また、この映画の海外の反応や、なぜアリエル役を黒人にしたのか?についても調べました!

目次

実写版リトルマーメイドはなぜ「ひどい」と批判されてしまうのか?

実写版リトルマーメイドが2023年6月9日に日本で公開されることになりました。

しかし、この映画はすでに「ひどい」と批判されています。

なぜ「ひどい」と批判されてしまうのでしょうか?

アリエル役がイメージと合っていない

映画リトルマーメイドのアリエル役として、新人女優のハリーベイリーさんが大抜擢されました。

アリエル役に大抜擢された、ハリーベイリーさん

この写真を見ると、「ん?」と思いますよね。

「あれ?白くない。。」

そう、彼女はアフリカ系アメリカ人!

なので肌の色は白くありません。

おそらくこのハリーベイリーさんの肌の色により、世間が「なんだかイメージと違う」とざわざわしています。

「なんだかイメージと違う」という声が多数あるようです。

たしかに、ディズニーアニメのアリエルは、肌が白くて赤い髪というイメージだったので、黒人の方が主演で、しかも髪も赤ではない気がする・・・と知ってびっくりしている人が多いのかもしれませんね。

アリエル役が可愛くない

もはやこれは好みの問題かもしれないので、まずはハリーベイリーさんの画像をどうぞ。

確かに、、アリエルのような可憐な可愛さ・・・というよりは、、

キレイ系、、なのかもしれないですね!!!!

Twitterでは、アリエル役のハリーベイリーさんを可愛くないと思っている人も多くいるようです。

「王子様が惚れるような美しさが必要」

「姫としての品や可憐な、清楚な要素があまり感じられない」

「もっとプリンセスっぽい子がよかった」という意見もあるようでした。

セバスチャンとフランダーがリアルすぎる

では次に、アリエルのお友達、セバスチャンとフランダーを見ていきましょう。

まずはアニメ版の二匹です。

https://www.pinterest.jp/pin/694539573766178470/より引用

左がセバスチャンで、右がフランダーです。

セバスチャンは陽気なキャラクターな雰囲気があるし、フランダーはぷくぷくしていてかわいいですよね。

いくら実写版だからといって、ディズニーもそこまで外してきたりはしないと思うのです。

まぁ、百閒は一見にしがず・・・ということで

実写版のセバスチャンとフランダー、見てみましょう!

まずはセバスチャン↓

うん。これはもう・・・

蟹ですね。完全に蟹。

浜辺にこういう小さい蟹、いますよね。

というか、セバスチャンて蟹だったんですね。。

てっきりロブスターなのかと思っていました。

 

で、こちらがフランダーです↓

 うん。こちらも・・

めっちゃ魚、、、!!

水族館に行ったら会えるやつですね。。

セバスチャンもフランダーも、実写というだけあってしっかり蟹と魚です。

どちらも、アニメ版のセバスチャンとフランダーと比べたら、確かに可愛くは・・・ないですね。。

おそらくこの主要サブキャラのセバスチャンとフランダーが可愛くないことも、この実写版リトルマーメイドを批判する理由の一つになっているかと思われます。

ポリコレを意識しすぎて歌詞を変更

ポリコレを意識してのことなのか、リトルマーメイドの有名な曲である「キス・ザ・ガール(Kiss the Girl)」と「哀れな人々(Poor Unfortunate Souls)」の歌詞の一部を変更しています。

「Kiss the Girl」(キス・ザ・ガール)の変更点

「Kiss the Girl」は、アリエルとエリック王子がボートに乗るシーンで歌われる楽曲で、アリエルにキスをするようカニのセバスチャンが王子をけしかける。メンケンは「『Kiss the Girl』の歌詞を一部変更しました。エリック王子がとにかくアリエルにキスをしようとする考え方に、人々が違和感を覚えるからです」とコメント。

https://www.vogue.co.jp/article/little-mermaid-live-action-songs-updated

どこをどのように変更されたかまでは、まだ公表されていません。

しかし、キス・ザ・ガールの曲の中には、以下のような歌詞があります。

「Yes, you want her
Look at her, you’ll know you do」

(そう、彼女が欲しいでしょ?彼女を見て。何をすればいいかわかるよ。)

「Not a single word
Go on and kiss the girl」

(彼女を見て。何をすればいいかわかるよ。言葉はいらない。キスして

たしかに、言われてみれば、「キスをしなさい」と言っている歌詞ではありますね。

↓はアニメのリトルマーメイドのキス・ザ・ガールの動画です。

ポリコレで歌詞が変更された「Kiss the Girl」(キス・ザ・ガール)の動画

「哀れな人々(Poor Unfortunate Souls)」の変更点

(このシーンでは)「黙っている女が男性を射止める」と言葉巧みに声を諦めるよう仕向ける。メンケンは、「『哀れな人々』について、若い女の子たちが声を上げなくてよいと誤解する可能性のある歌詞が含まれているため、数バージョン用意しました。ウルスラがアリエルを騙して声を奪おうとしているのが明らかなのにです」と話している。

https://www.vogue.co.jp/article/little-mermaid-live-action-songs-updated

こちらのウルスラが歌う「哀れな人々(Poor Unfortunate Souls)」も具体的にどこを変更したのかはまだ公表されていません。

しかし、歌詞全体が、ウルスラがアリエルを「人間になりたいでしょ?」とそそのかしている歌詞なので、もしかしたら全体的に歌詞を変更したのかもしれませんね。

ポリコレで歌詞が変更された「哀れな人々」(Poor Unfortunate Souls)の動画

ストーリーを変更している

アニメ版リトルマーメイドでは、「王子様のために、アリエルの美しい声をあきらめる」という設定がありますが、実写版リトルマーメイドでは、これは今の時代にそぐわないということで変更されているようです。

「男性のために、自分の声を差し出すのではなく、自分の意志で声を差し出す」

というストーリーに変更されているとのこと。

Rather than giving up her voice to Ursula to be with Eric on land, Ariel will do so for her fellow sea inhabitants, who she thinks are closing themselves off from the surface world for unfair reasons.

https://insidethemagic.net/2023/05/the-little-mermaid-remake-will-change-a-key-plot-point-from-the-original-aml1/

これは、マーシャル監督の「not be afraid of the ‘other’(他人を恐れるな) 」というメッセージからきた変更なのだそうです。

確かにアニメ版のアリエルのストーリーも素敵でしたが、「男性のために」ではなく自分自身の意志で声を差し出すというストーリーになっているのであれば、今の世の中のながれに合った作品になっているのかもしれないですね。

実写版リトルマーメイドの海外の反応

では、この実写版リトルマーメイドについて、海外の人たちはどのような反応だったのでしょうか?

アリエルにがっかり?反対意見

海外でも、この実写版リトルマーメイドについて「#NotMyAriel」とTwitterでハッシュタグが付くほど話題となりました。

↑「彼女は私のアリエルじゃない」と言っています。

↑「私のアリエルをめちゃくちゃにしないで!」というようなことを言っています。

海外でも、黒人だからというよりは、アニメ版のアリエルの肌の色が白いのだから、そのイメージを崩さないでほしいという意見が多いようでした。

小さいころから白い肌のアリエルを見ていたから、どうしても受け入れられないのかもしれないですね・・・。

もちろん賛成意見も

反対意見もありますが、もちろん賛成意見もあります。

ハリーベイリーのアリエルはアニメよりもニュアンスがあっていいよね!と言っています↑

↑パートオブユアワールドいつか見るの楽しみ!というようなことを言っています。

映画を見た人の海外の反応

一足先に実際に映画を見た、海外の人々の反応があります。

お気に入りのディズニー映画だと言っています。

こちらの方も、実写版リトルマーメイドがお気に入りだと言っています!

なぜアリエル役に黒人を起用したのか?

アニメ版では白い肌に赤い髪の人魚姫アリエル。

そのアリエル役に黒人のハリーベイリーを起用することは、世間から様々な意見が飛び交うことになることくらい、ディズニー側もわかっていたはず。

それでも今回、ディズニーはこの実写版リトルマーメイドのアリエル役にハリーベイリーを選びました。

ではなぜ、ディズニーはそのような選択をしたのでしょうか?

アリエル役ハリーベイリーの歌声や演技力

ロブ・マーシャル監督は、ハリーベイリーのことを以下のように評価しています。

メガホンを握るロブ・マーシャル監督はまず彼女と会い、その後に何百人もの才能あふれる候補者に対面したにもかかわらず、「最初にハリーがすごく高い基準を作ってしまっていて、そこに近づける女優は誰もいませんでした」と明かす。さらに「アリエルは自分なりの考えを持っていて、恐れはありません。ハリーにも、“自分の望み通りになる”と信じているような純粋さがある。アリエルの持つものを全部体現できる存在は彼女だけでした」と語っている。

https://www.vogue.co.jp/celebrity/news/2019-07-10/little-mermaid-ariel-halle-bailey

ハリーベイリー自身が持っている内側から出てくる魅力があったのでしょうね!

ほかにも、ロブ・マーシャル監督はこのように言っています。↓

「アリエルの声は特徴的で、この世のものとは思えないほど美しく、エリック(王子)の心を鷲掴みにする。彼は劇中ずっと彼女を探し求めるんだ」

https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/rob-marshall-had-no-agenda-when-casting-halle-bailey

つまり、アリエル役がこなせるほどに、ハリーベイリーの声が美しいと言っています!

そんなハリーベイリーの歌声はこちら↓

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Disney Worldで透き通るような素敵な歌声を披露するハリーベイリー

ずっと聞いていたくなる、引き込まれてしまう歌声ですよね!

歌手として、歌の表現力もかなりレベルが高いです!!

アリエル役に抜擢されるのも納得しちゃいますね!

アニメ版アリエル役のジョディ・ベンソン(Jodi Benson)も認める!

ハリーベイリーが実写版リトルマーメイドを担当することで、一時はアニメ版アリエル役のジョディ・ベンソンに歌唱力が劣るのではないか?と心配する声もあったようです。

ですが、実際ジョディ・ベンソンはハリーベイリーのことを「とても誇りに思っている」と話したそうです。

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近年のディズニーポリコレ事情

そして近年話題となっているポリコレについても忘れてはいけません。

ポリコレとは「ポリティカル・コレクトネス」の略語であり、性別や人種、職業や宗教などに対し公正な表現もしくは言葉を使用することです。(https://global-saiyou.com/column/view/porikoreより引用)

アメリカでは今でも人種差別があり、「夢と希望!」と言っているディズニーですら、有色人種のプリンセスを出すことに渋った過去があります。

以下、プリンセスのポリコレの歴史についてです。↓

ディズニーも初期の作品には黒人やアジア系などへの差別表現が含まれているものがあり、現在は視聴できないものや、オリジナル版『ダンボ』のように冒頭に「不適切な表現があります」と警告メッセージが出るものがある。

ディズニー・プリンセスも長らく白人のみのラインナップだった。1937年の『白雪姫」に始まり、『シンデレラ』(1950年)、『眠れる森の美女』(1959年)、『リトル・マーメイド』(1989年)、『美女と野獣』(1991年)と続き、初のマイノリティー・プリンセスが登場したのは1992年の『アラジン』ジャスミンだ。

その後、1995年の『ポカホンタス』(アメリカ先住民)、1998年の『ムーラン』(中国人)を経て、2009年『プリンセスと魔法のキス』にて初のアフリカ系アメリカ人プリンセス、ティアナがついに誕生した。『白雪姫』からじつに72年後のことだった。

https://www.cinra.net/article/202209-littlemermaid_iktaycl

「白雪姫」から72年、、、

長いですね。

どうやら、「アラジン」のジャスミンでも、「ムーラン」でもなく、

アフリカ系アメリカ人がプリンセスになったことに大きな意味があるようで、今回のハリーベイリー起用とも大きく関わるようです。

というのも、昔イギリスがアフリカ大陸に住んでいた黒人たちをアメリカに奴隷として売り飛ばしたことにより

黒人はアメリカで「労働力」として扱われることが多くなってしまいました。

その結果、今までも続いている、黒人に対する差別につながってしまったという、悲しい歴史があります。

なので、アフリカ系アメリカ人の人たちは今まで差別を受けてきたのです。

そんなアフリカ系アメリカ人のハリーベイリーが今回、映画リトルマーメイドのアリエル役として起用されたことは、アメリカの映画界に大きな意味をもたらしたのではないでしょうか?

黒人の子供たちの反応が感動的

今30~40代くらいの黒人女性たちの子供時代は、ディズニーアニメを見ても白人のプリンセスばかりで、自身を重ねることができる対象のプリンセスがいませんでした。

なので当時の子供たちは、テレビのプリンセスと自分の肌を見比べて、

「あ、私と違う・・・」と、

「自分はプリンセスにはなれないんだ」

とテレビを見るたびに思い知らされ、刷り込まれて生きてきたのだと思います。

「プリンセスになりたいっ!」って、小さい女の子なら誰しも抱く夢を思い描くことすら出来ない。

その結果、子供の自尊心を傷つけてきた歴史があります。

でも今回、アフリカ系アメリカ人のハリーベイリーがアリエル役をつとめることが決定しました。

その結果、たくさんの黒人の子供たちが、「私と同じだ!」と「自分もアリエルみたいになれるかも!」と、自分たちの未来に夢をもつことができたのではないでしょうか?

↑ディズニーワールドでハリーベイリーを見つけて思わず抱き着いた少女。ハリーベイリーから離れようとしません。

↑映画リトルマーメイドの予告を見て、思わず喜ぶ黒人の子供たち。

アリエル役はハリーベイリーが適任

確かに、白い肌で赤い髪のアリエルも見たかったかもしれない。

でも、ハリーベイリーは歌声も演技力も高いので、

映画リトルマーメイドのアリエル役には申し分ない配役だと思います。

そしてなにより、アフリカ系アメリカ人の彼女がアリエル役をすることにより、たくさんの黒人の子供たちの自尊心が傷つけられることなく、

「プリンセスになりたい!」

という、子供ならば普通の、夢を見ることができる・・・!

そんな素敵な影響を世の中にもたらしてくれるので、今回のハリーベイリーのアリエル役は、正解だったのではないかと思います。

ディズニーのアリエル役黒人起用に関する私の考え

近年、映画賞「アカデミー賞」を主催する映画芸術科学アカデミーが、新たな基準を設けました。

その内容が、

「主演または重要な助演俳優の少なくとも1人がアジア人、黒人、ラテン系、ネイティブ・アメリカンなど人種/民族的マイノリティであること」
「二番手または脇役の少なくとも30パーセントが「女性、少数民族、LGBTQ+、障害者」のうちの2つのグループに属していること」
「ストーリー展開、テーマ、物語が「女性、少数民族、LGBTQ+、障害者」に沿った内容であること。」
※LGBTQ+とは、多様な性のこと。

これをすべて満たさないといけないわけではないですが、このような基準が設けられました。

おそらくこれを意識して、どんどんディズニーがポリコレを意識した映画作りをしてしまっていると感じています。

2022年に公開した「ストレンジワールド」も、LGBTQの黒人のキャラクターが主人公で結局大損。

今回もハリーベイリーを起用した時点で、批判がくるって絶対にわかっていて、それでも、ディズニーは彼女をアリエル役に選びました。

私は、ハリーベイリーは歌も演技も実力があるし、黒人の子供たちの笑顔が増えるので、今回の映画リトルマーメイドのアリエル役に良いのではと思っています。

でも、なんだかアカデミー賞を意識して、「黒人」だから起用されているかもしれない・・・という目でみると、ハリーベイリーがとても気の毒です。。。

彼女自身、歌や演技の実力も兼ね備えているはずなのに、そこの評価や話題よりも、どうしても肌の色の問題が注目されてしまっている。

それにそもそも、「黒人だから」とか、「LGBTQ+の人を入れよう!」とか、そういうことを言っている時点で差別な気がしてなりません。

日本にいると、どうしても疎くなってしまう人種差別問題だけれども、このような機会に見つめなおすことも必要だと感じました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では、映画リトルマーメイドに対する批判について調べてみました!

ハリーベイリーさんは歌声も実力も持ち合わせた素敵な女性です!

今後も彼女に注目です!

実写版リトルマーメイドはなぜ「ひどい」のか?海外の反応は感動的なのに!!

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